前半戦…岩谷
こんにちは、CP64Racingプロモーターの岩谷です。
本日のブログは二本立てです。
まずは前半のブログですが、なんと私一人での参戦という形で、カートの練習をして参りました。
前日、シティカートのスタッフであるT澤さんに、清野さんの方から
「岩谷が1人で行くので宜しくお願いします」
といったお膳立てをしていただいておりまして、
カート場に着くなりT澤さんより、
「今日は1時間でしょ?33秒台バンバン出さないと」
と声をかけられました。
本日シティカートでは、10時から14時まで貸切の予定が入っており
大きな大会が催されておりました。
私が13時45分ごろにカート場に着いたときには、近くの駐車場はいっぱいでしたし、
テントの下を見るからに、たくさんの人がその場にいるのがわかりました。
マシンの持ち込みなどもあったようで、相当本気度の高い大会だったようです。
その方々がまだ休憩所で談笑をしている中、こそっと受付を済ませまして、
私は14時から、1時間コースをスタートさせました。
今日は天気が良くて非常に暑く、
パーカーを着たまま乗ろうかと思ったのですが、
すぐにTシャツになり走行を開始いたしました。
最初はゆっくり、ゆっくりとラインをなぞることを意識しながら
コーナーを曲がる練習をしました。
ある程度走っていると、どこで自分が減速をしすぎているかや
どこで自分がスピードを乗せられていないかなどがなんとなくわかってくるのですが、
どうやったらそれを解消できるかについては、
実際に乗って試してみながら感覚を掴まないと理解できないものです。
コーナーを曲がるメソッドについては、何度も清野さんからもレクチャーを受けていましたし
頭では理解できているつもりではいましたが、
いざ実際に乗ってみて試してみると
思い描いていたイメージとの乖離に悩まされるというのが現状です。
自分からすれば、漸くこういった悩みを抱えられるぐらいまでなったのかな。
といった印象ですが、まだ解決の糸口は見つかっていません。
1号車に乗ってぐるぐる周回を重ねていると、T澤さんからラインの指示を受け
少しの間、じっくりとラインの確認をさせていただきました。
速い人の後ろをついていくと、コーナーに入る形が圧倒的に綺麗だというのがわかります。
私の場合は、ある程度スピードが出ると体がマシンに振られてしまうのですが
上手い人は当然ながらそんなことは全くないです。
アクセル、ブレーキ、ハンドリング、この全てが噛み合っていれば
身体への負担も自ずと軽減されながら、コースの周回ができるのでしょう。
マシンを乗りこなすというのはそういうことなんだろうと感じながら、
何周かした後で一度ピットに戻りました。
そこでT澤さんから次に4号車を推薦されました。
「ハンドルとブレーキが、まだ急になっているから、そこを注意した方がいいよ」
というアドバイスもいただきました。
これも言われてみなければわからないことでして、
自分の中での感覚とのズレをこのことにより、多少なりとも修正できた瞬間でした。
他にも、1コーナー2コーナーの入り方なども入念に教えていただき、
そこも多少は滑らかに曲がれるようになりました。
その後、30周、次に5号車に乗り換えてから、40周、合計88周をノンストップで走りきり
最速で34.704という形で、今日はフィニッシュです。
今回は合計6回34秒台を出すことができました。
ラインを確認したり、コーナーへの入り速度を調整したり
色々試しながら乗ったので、きちんと走った状態での平均速度は計測不能でした。
(遅い時は1分26秒とかがでているので)
今日は一人での参戦でしたし、私が乗っている1時間の中で、
他にコースに入ってきた人が1人しかいなかったので、
ほぼ貸切状態で練習ができたせいか、いろいろ試すこともできました。
ブレーキ→ハンドル→アクセル、ブレーキ→ハンドル→アクセル
この感覚もアン・ドゥ・トロワのリズムで体に刻むこともできたので、
次に乗る時にはこのリズムを役立てられるように、忘れないようにいたします。
そして、次に意識したいのが
「体に負担がかからない乗り方」
これは、前半に結構無理な乗り方をしたため、腰を痛めてしまい
後半腰の痛みをかばいながら乗っていた際に
タイムが伸びたことから、気づいた一つの事柄でした。
本来ならば、この後でもう一度5分乗って、
自分の中での「本番」を作らなければいけないのですが、
腰が限界を迎えており、今日は1時間でリタイアです。。。無念。
そして後半戦…清野 鶴田
どもども、清野です。
本日は私に用事があり、鶴田君と私は岩谷君から遅れること2時間。17時にCityKartに到着しました。
CityKartでは路肩のタイヤを赤インクで塗装しており、「サーキットが格好良くなるかなぁ」という
ホワッとした仮説のもと、スタッフさんが作業されていましたww
何やらT澤さんが、赤インクを手に付けて「痛ってぇ~」と小芝居…。
相変わらず小銭すぎるネタを遠くで披露していましたwww
さて、私個人の話で恐縮ですが、前回のCK CUP後、何かを抜本的に変えなければ
11月23日のCK CUPでは結果を出せないとずっと考えており
それは1コーナーにカギがあると感じていました。
9月23日がCK CUPでしたので、それから約1ヶ月間。
ずっと1コーナーを思考錯誤していたのですが、時間ばかりが過ぎてしまい、
いつまで経っても上手くコーナリングできません…。
今日こそ上手く回れるきっかけをつくるんだ!と意気込んで1時間乗り放題を始めました。
しかし、結局また何も掴めないまま1時間乗り放題が終わってしまいました。
すると、後ろから前回のCK CUPチャンピオンクラス覇者のI川S一さん(以下:S一さん)が
アドバイスをしてくださったのです。
S一さん「あのねぇ、1コーナーと7~10コーナーが遅いよ」と…。
うほっ♪S一さんだぁ!
なかなか無いチャンス!ぜひ色々ご教示願いたい!
「7コーナーはXXXXXXXで、そこから…」
…なるほど。7~10コーナーにかけての課題とご指摘はごもっとも。
すぐに分かりましたし実行に移せました。
S一さんが丁寧に教えてくださったので実践しやすく、自分でも走ってて
速さが違うことを理解できるほどでした。
しかし問題は1コーナーです…。
「俺も1コーナーを教えられる程上手くないんだけど、……」
S一さんは謙遜されながらも色々教えてくださいました。
私にとってカートテクニックは、実践の後の理屈であれば、結果論的に分かるんですが
実践する前に仮説立ててドライビングするのが非常に難しいんです。
指摘を受ければ「確かにそういう因果関係だったのか」と理解はできます。
でも、「こうすればこうなるから、こうしよう」という
先手を打つ因果関係を実行できるのがなかなか…
思うように身体を動かせません。
とは言ってもせっかく教えていただきましたし、何となく理解は出来ました。
このまま「フムフム」と言って帰ったところで、また来週には同じことの繰り返し…。
なんとか10月中に1コーナーとケリをつけて、11月はひたすら反復練習をしたいと
思っていた私は、もう1時間乗ることを決意!
しかし、もう一度乗り始めた1時間のうちの前半は、何をやっても1コーナーが上手く回れません。
7~10コーナーは分かったのですが、どうしても1コーナーが…。
S一さんもあの手この手で教えてくださるんですが、どうしてもうまくターンインできないんです。
S一さん「S冨さんの講習でブレーキのポイントの練習したと思うんだけどさぁ…」
…やばい!S冨さんの講習は「ベスト・キッド」の服を脱いでかける、みたいな感じで
ひたすらブレーキ、ブレーキ、だったので
私みたいなおバカさんでは
上手く掴み切れてなかったのがバレる…ww
T澤さんにも「もうさ、考えすぎじゃないの!?」と…。
あー!諦めモードだぁ!
T澤さん!それ、匙投げパターンのセリフやないけ!!
やばい、やばい…。
このままじゃやばい…。愛想尽かされる…。
そんな時、S一さんから、また違った角度で一言。
「ブレーキングして、1コーナーに入っていく時、XXXXXXをXXXXXXすると
そこをきっかけにXXXXXして曲がるようにしてみれば?」(※企業秘密)
おっ!
それなら簡単だ。言われたことを実践できる。試しにやってみよう。
ぶぃ~ん…
おっ、おっ、おっーーーーーー!!
上手くターンインできたのです!
私はヘルメットの中で叫びました!
「S一さぁ~ん!!!!」と…www
後は、そのターンインに対するターンアウトです。
何週も重ねているうちに何となく、何となーく
ターンアウトも2コーナーも掴みかけてきました。
T澤さんも「いいよ、いいよ!」とおっしゃってくださいました♪
少しずつですが、安定してラップを刻め出したのです。
私大興奮!
S一さん、本当に…心から…ありがとうございます!!!
感謝です!!
どうしてもS一さんとT澤さんにお礼を言いたく、私事ですが書き連ねちゃいました。
後は来週以降これを忘れずにひたすら練習あるのみです!
今日は1コーナーの上手い曲がり方のきっかけを掴めたので、ようやくぐっすり眠れそうです。
今までは本当に悩んで、仕事も手に付かない程でしたので…(嘘ですよ!嘘!仕事してますって!)
えっ?鶴田君…ですか?
彼は彼の課題と解決策が見つかったので、次回に書いてくれると思います♪
彼はいっつも飄々と走っているので…。
ではでは~♪
メンバー | ベストLAP | カートNO | 総周回数 |
---|---|---|---|
清野 剛 | 32.249 | 3号車 | 202周 |
岩谷 大輔 | 34.704 | 5号車 | 88周 |
鶴田 政則 | 33.262 | 4号車 | 53周 |