2015.11.23 第68回CKCUP


みなさんこんばんは。
はじめましての方は初めまして。13位の鶴田です。
本日は2015年CKカップ最終戦、第68回 CITYKART CUP 2015に参加してまいりましたので、それをレポートさせていただきます。

7コーナーのタイヤ

まずは皆様CKカップお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
経験が浅いために知らないことや技術不足な面も多く、耐久レース他多くの場面でご迷惑をお掛けしてしまいました。
我々も皆様と一緒に楽しく、気持よくレースをすることが本望でございますので、今後もどうかご愛顧のほどお願い申し上げます。

はい。ちょっと固めな挨拶で始まりましたが、肝心要のレース内容は一体どうなったのでしょうか。
時系列順にご紹介させていただきます。

ウォームアップ | 10:00~14:00

気温:13.0℃
路面コンディション:ウェットだったり、ドライだったり。

ウォームアップの時点から霧雨が降ったり止んだりを繰り返し、一体どういった走りをするのがよいのかが中々難しいように思いました。
雨脚がすこし強まると路面が一気にウェットになり、とてもドライの時のような運転ではコーナーが曲がれません。
そのため、タイムも一気に40秒台前半くらいで走るようなペースにならざるを得ません。
なんでも雨の降り始めは路面上のホコリが浮いてくるのでより滑りやすくなってしまうそうです。
清野練習走行
しかし、雨自体は霧雨でそれほど強くないので、数十分経つとドライと同じような路面になり一気に33秒台の争いになりました。

私にとってそんなにすぐ切り替えが出来るわけがなく、走り始める前にコレ!って決めた走りしか出来ないと考えていたため、本番はウェットなのかドライなのかどうなのかと色々と不安の残るウォームアップとなりました。
鶴田練習走行
S一さんから後ほど伺ったお話だったのですが、今日のような微妙な路面の時は、雨でグリップしないのか、タイヤが温まってなくてグリップしないのか見極めることが大切だ、ということを教えて頂きました。
また、最初からタイムを出そうとするとタイヤが温まりにくい。かと言って温めるための走り方をし続けてしまうと、いざタイムアタックを仕掛けた時に上手く身体がついていけない。なので、途中からある程度アタックを仕掛けながらタイヤも温めることを念頭に入れるという…さじ加減が重要。といったお話も頂きました。

奥が深すぎますね。。。コンマ0.5の先に行くにはこういった理解が必要不可欠ということなのでしょう。
岩谷練習走行
練習走行は小泉さんと岩谷さんが1回ずつ、清野さんが4回、私が2回でした。
それぞれ路面コンディションに不安も抱えつつ、どうなることやらといった感じでウォームアップを終了致しました。

タイムアタック【チャレンジクラス】 | 14:00~

気温:12.5℃
路面コンディション:ほぼドライ

各自抽選の後いよいよタイムアタックスタートです。
前回はある程度タイムが同じであろう人たちでブロック分けされておりましたが、今回はランダム?で振り分けをされていたように思いました。
抽選風景
我々はAグループに清野さんと岩谷さん、Bグループに鶴田、Cグループに小泉さんが振り分けられました。
清野、岩谷タイムアタック
コンディションはほぼドライだったため、33秒台前半、あわよくば32秒台を出せることが上位入賞のカギとなっていました。
ただ、時々の雨と気温が低かったこともあり、過去のレースより全体的にタイムが落ちている印象です。

清野さんは最初のタイムは33.047でTOPタイムをマーク。2回目が終わっても2位につけるなど表彰台も狙える位置にいましたが、3回目の走行で苦戦しタイムを落としてしまいました。
清野 タイムアタック
岩谷さんも苦戦していたようでなかなか36秒台から抜け出せず、3回目は35.261をマークしたものの、1,2回目と36秒台の走りとなってしまいました。コンディションやマシンが違うので一概にはいえませんが、先週の練習では34秒台を出せていただけに、なかなか悔しい結果だったのではないでしょうか。
岩谷 タイムアタック
小泉さんは1回目で34.396で8番目ほどの順位でしたが、2回目で惜しくも35秒台を出してしまい苦戦気味。3回目の結果で盛り返した感じとなっていました。
小泉 タイムアタック
果たして結果はどうなっているのでしょうか。ブログの後半のお楽しみで(笑)。

1時間耐久レース | 18:00~

気温:12.4℃
路面コンディション:ほぼドライ後ウェット

耐久レースは前回ほど入念な打ち合わせを特にせず、最後に清野さんを持ってきて、あとはみんな15週ずつ走って回しましょうといったスタンスでいました。2回走る人も小泉さんか私で当日タイムアタックの結果が良かった方が2回走ろう、といった塩梅でした。
耐久レースの風景
全部で9チームエントリーされ、抽選の結果、我々は後半グループでの走行となりました。
耐久が始まるときはほぼドライ状態でしたが、天気は夜になればなるほど崩れる予報であったので、後半戦はもしかしたら雨が降ってしまうのではないか、といった声もありました。そのため、急遽40秒で回るときの周回数配分も考えなおしたりもしました。

前半組のレースが始まりましたが、みなさんのレベルの高さにビビりました。。。
32秒台が普通で33秒になるとちょっと遅いレベル。。。

ピットインのタイミングなんかもうまいんですよね。
我々は予め各自が何周走って交代ということを決めていましたが、臨機応変に周回数やら交代のタイミング等のレースマネジメントをしていくんです。
前方の人と距離を縮めピタリと後ろに着いたはいいものの抜くに抜けないときは、その状態で周回を消費させずピットを消化させてしまいます。

Club30のレース運びを観ていたのですが、上記のように前方との距離がつまり抜くに抜けない状態が続いており、清重さんがピットインのサインを出すかなぁなんて思っていました。実際出す準備をしていましたが、その直前でオーバーテイクに成功したので、ピットインさせずそのまま続行させていた場面なんかもありました。
勉強になりますね。

耐久 コース

前半組が順調にレースを消化しているとおもいきや、ラスト20分くらいから段々と雨が降り始め路面がウェットに変わり一気に40秒台の勝負となりました。

雨の中での走りは私が拝見した中ではM田さんとS一さんは安定しているなぁと感じました。
清野さんの言葉を借りると「筆で描いたように綺麗に滑らかに」走っている印象でした。
M田さんは以前お会いした時に「雨が降ってきたから1時間走る」みたいな練習をなさっており、自分が走りたいように走る練習だけでなく、自分以外のどうしようもない要素をいかにどうするかの練習をしていく重要性を教えて頂いたような感覚です。

また、M田さんに教えて頂いたつながりで少し話はずれますが、ピットインの合図についても我々は無知で、ピットに入る際は手を上げて入らなくてはいけませんでした。これは後ろについている人への合図で「ピットに入るから減速するから危ないよ」って意味だったんですね。
また、他のレースだとピットイン時の合図がないことでペナルティを受けてしまうこともあるようです。
今後は練習の段階で取り入れたいと思っています。教えていただきありがとうございました。

start
はい。というわけで我々が走る後半組の話です。もう完全にウェット状態でした。
我々は雨の日はカートに来ることはなく、全員が手探りの状態で耐久レースが始まってしまいました。
今回はスタートドライバーは清野さんで、鶴田、岩谷さん、小泉さん、鶴田、清野さんの順番で走りました。

小泉さんはやはり適応力があるというかいきなりのレイン走行でもTOP勢とあまり差がないタイムで走っていました。
私も2回走らせてもらいましたが、滑らせるポイントが徐々に分かってきて段々と楽しくなってきました。4コーナーでグッとブレーキ踏んで思い切りマシンの向きを変えてアクセル踏んだり、といった今までにない要素を経験できました。
清野さんも後半の走りではコツを掴んで38~39秒台の安定した走りでした。

結果

チャレンジカップのリザルトはこちら。

メンバー 1回目 2回目 3回目 順位 前回差※
清野 剛 33.047 33.972 34.733 5位 +1(6位)
小泉 一憲 34.396 35.036 34.504 12位 0(12位)
鶴田 政則 34.728 34.310 35.011 13位 -4(9位)
岩谷 大輔 36.681 36.464 35.261 15位 -1(14位)

※()内は前大会の結果

清野さんが前回よりも順位を上げ5位。鶴田は小泉さんに抜かれ13位という結果に。。。清野さんは1,2回目まで壇上を狙える位置につけていただけに悔しそうでした。

清野 トロフィー

チャンピオンクラスの優勝はY田さんでしたが、前回優勝+体重のハンデを併せてY田さんと0.8秒差あったのにも関わらず、0.005の差で準優勝だったS一さんの凄さにビビりました。途中レイン走行にならざるを得なかったグループの3名は本当に無念だったとしか言いようがないですね。。。

耐久レースの優勝は清重さん率いるClub30。4連覇中です。素晴らしい。
各自の能力が高いのはもちろんレース運びの状況判断も長年の経験から活かされているのでしょう。おめでとうございます。
我々の結果というと雨天の影響による順位変動でまさかの8位という結果に 笑。
チーム目標としては9チーム中8位を狙うと掲げていたので達成といえば達成ですが、前半グループで走っていたら周回遅れ必至だったので実質最下位です。ほんとすいません 笑。

大会全体の結果についてはCityKartの大会リザルトページよりご確認ください。

最後に

本日は本当にありがとうございました。本日はとても冷えたのでどうかお体を崩さぬようお気をつけ下さい。
2015年コースの大会は終わってしまいましたが、2016年の4月CKカップに向けて今から始動します。
2016年のコースは一体どうなっているのでしょうか。今から楽しみです。ではまた。\(^o^)/

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