2016.05.28 CityKart 【清野 鶴田】


はい。こんばんみ。鶴田です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。私はお金がなくて困っています。最近はカートってお金がかかるスポーツだなとつくづく痛感する次第でございます。

さて、本日は太陽も出ることもなく昨日の雨を引きずる感じでもなく、でもジメジメとした感じの天気でした。貸切が終わる14時のすこし前にインして清野さんは14時ちょうどから1時間コースへ。私は本日は2回だけと決めていたので清野さんの走りを見ながらどう走ろうかと色々と考えておりました。

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清野さんは以前より「きっかけのブレーキ」に対するPDCAをひたすら回しておりますが、なかなかそれが掴めないしタイムも出ない、と半スランプみたいな状態でした。今回はそれを払拭すべく1時間の中でブレーキと荷重とそれによる車体の曲げ方等々いろいろ模索していらっしゃいました。

中でも印象的なお話だったのはステアリングを一切切らず、ブレーキを踏んでコーナー出口を意識するだけで勝手にマシンが曲がってくれる、といったことです。以前、重富さんの講習会で体験したブレーキと曲がる意識だけで車体の向きが変わる、という経験がここで生きてくるわけです。

なんだか面白い話ですよね。やっぱり加速すべき時にタイヤはまっすぐであるべきだし、車体にかかる横Gを少なくすればそれだけ加速もし易いわけなので、じゃあそれに対してどうすればいいのか、ってことを考えると、ブレーキだけで車体を曲げることができればそれはそれはとても美味しいお話で、ブレーキは減速するためのものじゃない、という話も納得ができます。

清野さんは「全然わからないけどもしかしたらこうじゃないのか」みたいなかなりふわっとした感覚のコーナリングを会得したようで、「グークッ!」みたいな感じ、アイーンみたいな感じ、だそうです。なにかを掴めた感じもしないし、理論的に説明できるわけでもないので、ホントに正しいのかがイマイチわからない、、、といった感じでしたが、実際にタイムはかなり伸びていたことを考えると、正解に向かっているのではないでしょうか。アイーンコーナリング、是非皆さんもお試しあれ。

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さて、個人的に今日の走りで意識したことは、ハンドルを戻すというか必要以上にステアリングを切り過ぎないというか、要はタイヤがまっすぐな状態をいかに長くするかを考えて走りました。今まではハンドルを切っている時間が長かったので、必要以上にオーバー気味に車体が動く分おしりもふられてそれをまたまっすぐに戻す分加速が弱くなる、みたいな現象に陥っていたように思います。

要はスピードにビビって必要以上にハンドル切ってしまっている分、加速が乗りきることができていないのかなと。以前、タイヤが削れまくりの状態のときに清野さんとほぼタイムが変わらなかったことがありました。これはコースが緩い分、通常よりもすぐ次のコーナ、次のコーナ、となるため、立ち上がりの加速、というのが影響しづらい状態にあったことが要因だったと考えています。なので出口でしっかり加速するためにはどう侵入してどう車体を曲げて、といったことを考えるのが重要なんですね。

本日の記録

メンバー BEST LAP マシンNo. 総周回数
清野 剛 32.404 3号車 102周
鶴田 政則 32.923 3号車 18周

bestlap

今回、タイヤも良く加速の良かった3号車の鶴田と全然曲がらないダメダメの1号車の清野さんとで熾烈なせめぎあいをしました。前を走る清野さんがブロックラインを走り、それに翻弄される鶴田といった図式。あそこまで徹底されるとどうやって抜いていいのかさっぱりですね。2コーナー無視して1コーナーからまっすぐ3コーナーに向かうしかないでしょう。5コーナー無視するという手もありますが、ちょっと危険ですので。。。

来月は色々とイベントがありますね。まずは6/4,5のレッドブル予選。参加費1,000円を払えば1,500円で乗れるので4回以上で走ればお買い得です。コースレイアウトも少し変わるようなのでどんなコースになるか楽しみです。去年みたく4コーナーがなくなるんでしょうかね。あとは12なくして8,9,10から11から13に繋がるような感じにするとかどうでしょう?あとは2コーナー無視して1から8910といって20秒台を切るような戦いとか(笑)

6/25は秋ヶ瀬の86耐久に小泉さんと清野さんの3人で出る予定です。エントリーシートを観るとすでにあの方やこの方などのお名前がありますね。前回が順走で今回は逆走なのでまた違った走り方になるので楽しみです。CKのレッドブル予選も逆走でいいんじゃないでしょうか(笑)。

そんな感じです。またどこかで会いましょう。グッバイシーユーアゲイン。