主に使う筋肉


さて、私たちによる個人的感想ですのでもちろん個人差はあると思いますが、レンタルカート・レーシングカートはかなり上半身の筋肉を使います。
ということで、筋肉痛になるポイントから負荷のかかっている箇所をここでご紹介させていただきます。

負荷のかかる箇所

アマチュアらしく抽象的にご紹介します。

手のひら

ハンドルを握りながら切ったり戻したりするため、親指の付け根が痛みます。これは慣れだと思いますが、1日で何回も走らない限りそこまで痛くならないです。
 

握力

やはり一番疲労するのが握力。特に腕の内側の筋肉(長掌筋)が最も喰らいます(笑)。
何回も走ると腕がプルプルして箸もまともに持てません。長掌筋を鍛えることはカートにおいてかなり重要だと思います。ハンドリングに影響しますので、長時間マシンに乗る場合や耐久レースに出場する場合は、事前に充分鍛えておくことをオススメします。
 

上腕三頭筋と大胸筋、前鋸筋(ゼンキョキン)

いわゆる二の腕と、胸の筋肉(特に外側)、並びに脇の下あたりの筋肉です。
これはコーナリング中、Gを受けながらしっかりとステアリングするため負荷がかかる箇所になります。
 

広背筋

これは横Gにしっかりと耐えながら、身体の重心をしっかり保たなければならないため、非常に負荷がかかります。左コーナーが多い場合は左側の広背筋を、右コーナーが多い場合は右側の広背筋を、それぞれ駆使しますのでしっかりと体幹含めてトレーニングしておくことが大事です。また、横Gに対して振り回され過ぎるとシートにわき腹が当たって身体を痛めます。リブプロテクターと言って、わき腹をガードしてくれるレーシンググッズもありますので、どうしても耐えられなかったら購入しましょう。

 
痛む筋肉
 

トレーニングは腕立て伏せとニギニギ

カートを始める前に鍛えておくのであれば、結局は体幹が重要ですので、体幹トレーニングは大前提です。
その上で腕立て伏せや握力強化のためのダンベルやボールを握ることを行っておけばとりあえずは大丈夫でしょう。

翌日になって「筋肉痛で動けない」なんてことが無いようご注意ください(笑)。